KATO RDCを買ってみる
RDCとは、日本でも馴染み深いバッド社が製造していたステンレス車体の気動車で、「Rail Diesel Car」の頭文字からRDCと呼ばれています。また、単独での運用だけでなく編成を組んで使用されることもあるため、DMUと呼ばれることもあります。
RDCは1949年から、主に北米を中心とした鉄道会社で導入されました。全長26mのステンレス車体に、車体屋根上へ大型のラジエーターを搭載した特徴的な外観をしています。
形式は、旅客型のRDC-1、貨客混合型のRDC-2、貨客郵便混合型のRDC-3、貨物郵便混合型のRDC-4、そして運転台のない旅客型中間車(通称Bユニット)のRDC-9の5種類が存在し、合計398両が製造されました。北米全域で運用され、なおかつ柔軟性に富んだ単行型気動車としては、驚くほど少ない生産数となっていますが、これは製造途中の1958年に法律が改正され、鉄道会社が容易に旅客輸送から撤退できるようになったためです。その結果、閑散区間に適したRDCが求められる旅客路線が次々と廃止され、最終的に1962年には製造が終了してしまいました。

今回中古で入手したRDCは、カナディアン・ナショナル鉄道が導入したRDC-4タイプのD150号機です。本来は2両セットで販売されており、相方となる151号機がいるはずですが、なぜか単機のみでした。ちなみに、このRDC-4タイプはカナディアン・ナショナル鉄道でもわずか6両しか導入されておらず、全体でも14両しか製造されていない、RDCの中でも少数派の形式です。
横から見ると、貨物郵便混合型らしい窓とドアの配置がよく分かります。画像でいうと左側のドアに取り付けられているパーツは、走行中にホームから荷物を拾い上げるためのフックです。このパーツは選択式だったはずなので、前のオーナーはフックを選んだようです。
模型はあまり人気がなかったのか、それとも鉄道会社ごとのバリエーションを出し過ぎたのか、再販はされていません。この車両も、おそらく2000年代初頭に販売されたものだと思いますが、さすがはKATO USA。とてもスムーズに走ります。










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