中古の鉄道模型を選ぶ際、パーツの有無や塗装剥げ、ボディの傷といった「外観」のチェックは欠かせません。しかし、「鉄道模型は走らせてナンボ」。本当に大切なのは、見落としがちな「足回り」のチェックです。今回は、購入時に忘れず確認したい足回りのポイントをまとめました。


1. 台車と車輪の状態
台車の歪み・車輪のガタつき: 金属台車の場合は錆の有無程度の確認で大丈夫ですが、プラ製の台車の場合は歪んで車輪が左右に過剰にぐらつかないか、外れてしまわないかを確認します。ここが狂っていると走行時の脱線に直結します。
車輪の錆と腐食: 金属車輪の場合は錆の有無を確認します。錆によって表面が凹凸になっていると、通電不良や走行不良の原因になります。錆がひどくない場合は自宅で錆取りをしましょう。
2. 台車留めパーツ(ネジ・ピン)の劣化
ネジ止めの場合: ネジ穴がボロボロになってグラついていないか確認します。
ピン止めの場合: 一度抜いて劣化による割れや折れがないか確かめます。特にアメリカ型製品のピン式は、日本で手に入りやすいKATOのセンターピンとサイズが全く異なる場合が多く、代用品の入手が困難です。
3. カプラー周りと互換性
劣化・破損の有無: カプラー周りの錆や劣化がないか、軽く上下左右に動かして確認します。劣化しているとカプラー取り付けのマウント部がポキッと折れる危険があります。
旧式カプラー(ホーンフック・アーノルド等)の扱い
HOゲージ: ホーンフックであっても、カプラーポケットを外せばKadee(ケーディー)やKATOカプラー等へ容易に交換できるため、大きな問題にはなりません。
Nゲージ: アーノルドカプラーの古い車両は、現行のカプラーポケットに対応する交換用カプラーが収まらないケースがあります。改造の手間を避けるなら避けた方が無難です。
注意点として、これらの旧式カプラーを標準装備している車両は必然的に古い製品となるため、足回り以外の全体的な経年劣化にも注意が必要です。
HOゲージでおなじみの茶色いプラスチック製のナックルカプラーは劣化で破損し易いので、破損した場合は素直に金属製のKDカプラーにでも交換しましょう。だいたい148番で事足ります。
4. 細部パーツの欠損(特にHOゲージ)
ステップの折れ・欠け: HOゲージの車両は、車体の四隅や中央にステップが付いていることが多いですが、ここは最も接触・破損しやすい部分です。パーツがしっかり残っているか必ず確認しましょう。














この記事へのコメントはありません。